出雲駅伝2019のエントリーメンバー10名が発表されましたね。
関東地区の大学+αの大学チームの区間オーダー予想をどんどんしていきたいと思います。
時間が無くなってきたので、3校一気にまとめて!核となるエースと新戦力の融合が楽しみな東洋大・帝京大・中央学院大の区間オーダー予想です。
他の大学の予想はこちら
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エントリーは10人となります。
なお出雲駅伝2019前日に、出走メンバー6名・補欠2名に絞られます。
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝、国:国体、IH:インターハイ
相澤 晃④13分34秒94≪19:箱4区1位、18:全8区1位、出1区2位、箱2区3位、17:全1区1位、出2区6位、16:全3区4位≫ユニバハーフ優勝
渡邉奏太④13分43秒71≪18:箱7区3位、17:全2区2位、出6区11位、16:全5区7位、出4区12位≫
西山和弥③13分46秒95≪19:箱1区1位、18:全2区14位、出2区6位、箱1区1位、17:全3区3位、出1区5位≫ユニバ1万8位
児玉悠輔①14分03秒42
大澤 駿③14分04秒39≪19:箱10区10位≫
定方 駿④14分08秒81関東ICハーフ6位
今西駿介④14分08秒91≪19:箱6区3位、18:全3区4位、出5区1位、箱6区5位、17:出5区10位≫
蝦夷森章太②14分15秒74関東ICハーフ4位
宮下隼人②14分25秒96関東ICハーフ3位
鈴木宗孝②14分30秒12≪19:箱8区3位、18:全6区5位≫
主なエントリー漏れ:大森龍之介③、吉川洋次③
上位6名平均13分53秒7
上位10名平均14分04秒2
エース相澤選手
一部主力選手がエントリー漏れしてしまっていますが、大エースがいるのは東洋大の強みです。今年の箱根駅伝2019で4区区間新記録をマークした4年相澤選手が健在。夏はユニバーハーフマラソンで金メダルを獲得。先日の記録会もラスト余裕をもって13分50秒。調子は上々です。
主力選手の復調具合は?
主力選手の足並みが揃う事が優勝への条件…と思っていたところ、前回出雲駅伝アンカーの3年吉川選手が外れたのは痛かったですが、春よりは少し上がって来ました。3年西山選手はある程度キープか、長い距離には少し自信を見せています。
また、ほとんど試合出場の無かった4年今西選手が記録会で復帰。14分17秒でしたが、まだこれから上がってくるはず。記録会は出ていませんでしたが、4年渡邉・2年鈴木選手もエントリー。出走はあるかもしれません。
大澤・定方選手ら新戦力候補が続々
主力の復調が完全でなければ無理に起用せず、新戦力候補にあたる選手を起用するかもしれません。今年箱根駅伝で10区を走った3年大澤選手がトラック好調。先日の記録会は転倒しながらも14分04秒のベスト記録。これならどこかで起用されるかも。
秋に入り1万mを走ったのは4年定方、2年宮下選手。宮下選手は関東インカレハーフ表彰台で驚かせた選手。定方選手も入賞していました。定方選手はその後5000mにも出場し14分一けた。目標以上は走れた様です。
ルーキー児玉選手は10月記録会でチーム3番手となる14分13秒。これなら出雲駅伝から起用はあるかも。他にもハーフマラソンで頑張っている2年蝦夷森選手ら充分表彰台争いができるメンツとなっています。
主が思う、東洋大学の出雲駅伝2019の区間エントリーです。
主が推す理由
1区相澤選手…今回は相澤選手以外の主力の状態があともう少し…という風に、記録会からすると感じました。初駅伝の選手も起用するとなれば、エース相澤選手は1区で区間賞レベル、或は縦長の展開にするのが東洋大にとってはいいかなと。
前回は、青学大の絶対前に出なければならないという気負いもあってか、スパートのタイミングが早くなってしまいました。今回は最終的にしっかりと区間賞を取るか、もういけるだけいくか、戦法をハッキリしてもいいのかもしれません。ラストの出雲に期待。
2区大澤選手…主力選手の誰かを置くのもいいかなぁとも思いましたが、直近の記録会でいい結果を出していた大澤選手にします。スピードは今回の東洋大のメンツの中でも上位、ロードにも対応できる選手なので、意外と適しているのかなと。
3区西山選手…すごく悩みましたが、主力選手で比較的状態が良さそうな選手にします。主要区間はなるべく主力でいきたい。まだ完全復調とまではいきませんが、インタビューでは長い距離の方がいけそう、とのこと。気負わず思い切って走れれば。
4区児玉選手…もし渡邉選手が回復していれば彼。そうでなければ比較的平地の区間でルーキーをデビューさせたい。記録会では主力選手にも勝るくらいの走りでしたし、一つ経験できればと思います。
5区定方選手…前回5区区間賞の今西選手がいますが、ついに主力選手と同等のタイムを残した定方選手に駅伝デビューしてもらいたい。これまであと一歩でしたが、5千・1万ともに自己ベスト。基本的にロードの方が伸びが良いランナー。出雲の距離でも強みだと思います。
6区宮下選手…鈴木選手が回復していれば彼。そうでなければ、関東インカレハーフ入賞の宮下選手が候補になるのかな?ハーフマラソンの半分の距離になりますが、気温が比較的あって風もあるコース。宮下選手の持ち味が出せるかもしれません。
その他、まとめ
もし主力が回復していれば相澤-大澤-西山-渡邉-今西-鈴木 これで横綱相撲ができると思いますが、全日本以降に期待とみていいのかな?今回でも東洋大のポテンシャルなら十分優勝争いができるはずで、有力校なのは間違いないでしょう。
エントリーは10人となります。
なお出雲駅伝2019前日に、出走メンバー6名・補欠2名に絞られます。
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝、国:国体、IH:インターハイ
遠藤大地②13分55秒97≪19:箱3区3位、18:全4区3位、出1区11位≫
中村風馬②13分57秒00
小野寺悠③13分57秒08≪19:箱5区16位≫
小森稜太④13分57秒87≪19:箱9区3位、18:全5区4位、箱9区10位、17:全8区10位≫
岩佐壱誠④14分00秒42≪19:箱7区6位、18:全3区7位、出3区7位、箱1区16位、17:全1区13位、予12位、箱7区8位、16:全3区13位、出2区8位≫
谷村龍生③14分01秒89≪18:全6区9位、出4区5位≫
橋本尚斗②14分03秒89
新井大貴①14分14秒16
平田幸四郎④14分16秒13≪18:全8区14位、箱5区8位、17:予95位、箱9区8位、16:全8区14位≫
三原魁人②14分17秒90
主な欠場者:島貫温太④、星 岳③、田村丈哉④、鳥飼悠生③
5千上位6名平均13分58秒3
5千10名平均14分04秒2
駅伝経験豊富な4年生
4年生は複数回大学駅伝を出走している選手が多いですね。一番多いのが岩佐選手。1区から終盤の区間まで色んな区間を走っていて、どの区間でもサブができる存在です。直近の記録会が良くなかったですが、どこでも走れるだけに状態が気になる選手。
小森・平田選手は両者とも長距離ロードで味が出るタイプですが、今年はトラックもいいですね。平田選手は関東インカレ2部1万m入賞。記録会は一人1万m出走でした。小森選手は先日の記録会で5000m13分台。スピードもとてもついていることを示しました。出雲からこの2人が走るかも??
伸び盛りの2年・3年
2年生がいいですね。遠藤・中村選手が先日の記録会で、出雲組ワンツー13分台フィニッシュ。遠藤選手は前年度の駅伝で大活躍、前半戦は足踏みしていましたが、秋になってまたぐっと状態アップ。
さらに駅伝未出走の中村選手が13分台はびっくり!いきなり活躍できるかもです。さらに橋本選手が14分03秒の大幅ベスト!いいアピールです。
3年生も秋になってあがってきていて、今年の箱根駅伝で山登りを担当した小野寺選手が13分台。前回出雲駅伝好走の谷村選手も状態上がり自己べスト。13分台~14分05秒のベストの選手でオーダーを組めます。距離が短い駅伝が苦手な帝京大の姿はもうないですね。
主力の一部外れるも
実は帝京大、4年島貫・田村丈、3年星選手という主力選手が今回外れています。ただそのうち島貫・田村丈選手は、先日5000m13分台をマーク。島貫選手はチームトップというおまけつき。出雲外れたものの、全日本駅伝での大きな+αとみてよさそうです。
新戦力として、出雲メンバーに入った年三原1年新井選手もそれぞれ14分10秒台のベスト。成長しているのは確かですね。なお、他にも14分一けた~10秒台の選手がわんさかいるのが帝京大の今の状態。そのうちの勢いある選手で出雲駅伝2019に参戦します。
主が思う、帝京大学の出雲駅伝2019の区間エントリーです。
主が推す理由
1区遠藤選手…状態が上がって来た遠藤選手。前回の出雲駅伝以来の1区で予想します。本来、3区のように最初から自分のペースでガンガンいくような区間の方が、持ち味を発揮できる選手です。
ただ、自分が1区に思っていた選手がエントリーから外れたので…、それなら一番調子が上がっている選手に1区を走ってもらうのがいいかなと。前が見える位置であれば、今の帝京大なら順位を上げていけるはずです。
2区小野寺選手…最短区間ですがターニングポイント。前回もここで一気に流れを変えて過去最高の5位だったのですよね。難しい区間は岩佐選手かなと思いましたが上がり切っていない。ということで、小野寺選手に予想。
トラックもロードもそつなくこなしますし、彼もどの区間もいけそうな雰囲気。加えて5000m13分台を出したばかりということで、スピードもついてきたということで、この区間へ。思い切って勝負出来たら。
3区小森選手…スピードもスタミナもある総合力のあるランナー小森選手を、中核のエース区間に予想。長距離ロードから伸びてきたランナーですが、主力選手に成長しましたね。初めてとなる出雲駅伝でいい勝負ができるか。
4区谷村選手…前回も4区を走った選手。前回は混戦の中タスキを受けましたが、中継所までに一気に抜け出してちょっとびっくりしたのですよね。それをピークに一旦調子が落ちましたが、また合わせてきました。この区間を知っているのは大きいですね。
5区中村選手…ここに秘密兵器を置きます。1年時は出走こそなかったものの、記録会でいい成績を残していました。今年になって一気に持ちタイムを上げてきて、5000mのタイムは主力の仲間入りとなる13分台。ロードの強さを、アンカーの前の区間で活かしたい。
6区平田選手…今年の三大駅伝の最長距離区間はおそらく彼になるのではないかと踏んでいます。長丁場はもともと得意ですが、10㎞あたりの距離でもかなり強くなってきています。総合力がついてきたところ、満を持して出雲駅伝アンカーに登場です。
その他オーダー、まとめ
他になるとどうなんでしょうね。遠藤選手を3区以降で起用することはありそうかな?そうすると1区は誰になるのでしょうか?小野寺選手や小森選手、関東インカレで結果を残したということで平田選手もあるのかなぁ?それはそれで見てみたいかも…
それにしても、本当にスピードがチーム全体的についてきて、5000mの持ちタイムが本当に上がりましたね。そのまま駅伝に生かせるとは限りませんが、自信をもって短い区間も走れるはず。前回の5位以内は微妙ですが、今年も面白いチームに仕上がってきています。
エントリーメンバー
出:出雲駅伝、全:全日本駅伝、箱:箱根駅伝、都:都道府県対抗駅伝、高:高校駅伝、国:国体、IH:インターハイ
川村悠登④14分03秒44≪19:箱1区14位、18:出1区4位≫
栗原啓吾②14分05秒45≪19:箱3区13位、18:全3区9位、出2区9位≫
青柳達也②14分13秒39≪18:出5区10位≫
小島慎也①14分15秒95≪19:全国1区16位≫
長山瑞季④14分16秒28
石綿宏人③14分19秒69≪19:箱10区9位、18:全6区10位、出6区8位≫
髙橋翔也③14分23秒61≪19:箱2区16位、18:全1区6位、出3区8位、箱4区10位、17:全6区6位、出5区6位≫
吉田光汰②14分24秒59≪19:箱7区16位、18:全4区14位、出4区6位≫
畝 歩夢③14分30秒58
武川流以名①14分40秒35
主な欠場者:横川 巧④、有馬圭哉④、城田 航④
5千上位6名平均14分12秒3
5千10名平均14分19秒3
復活気味のエース級
昨年の出雲駅伝で1区3区6区の主要区間に入った4年川村・3年髙橋・3年石綿選手あたりですね。その後の大会でも活躍しましたが、今年の春は全般的に伸び悩んで心配でしたが復活してきました。
9月日体大1万mで主力が最終組に出場。全員が実業団の留学生に食らいつき、5000m14分10秒で通過。そのあともしっかりペースを刻んで28分台を出したのが川村・髙橋選手。今年の箱根駅伝でも1区2区で繋いだ2人がやはり強かった。満を持してエース区間に入るはず。石綿選手も粘っていますね。
昨年出走の2年生3人は?
昨年は2区4区5区が1年生の選手が走ったのですよね。その時走った栗原・吉田・青柳選手が今回もエントリーに。栗原・吉田選手はその後三大駅伝皆勤しています。激しいメンバー争いですが、栗原・吉田選手は先の日体大1万m最終組に抜擢。終盤ペースが落ちましたが期待は高かったでしょう。
そして、青柳選手も出走候補。一旦2人に置いて行かれていましたが、今年の春に急激に成長。全日本予選にも出走し、1万mのベストも大幅に更新。勢いのあるうちに出走させたい。
期待のルーキー2名
ルーキーの小島・武川選手2人とも起用される可能性があるのですよね。元々期待が高かった小島選手が順調に成長。高校時代に1万m29分10秒台を出して驚かせたが、先日の日体大1万m最終組に入り、序盤突っ込んだ中28分台。これは予想以上に走力がついているようだ。いきなり主要区間あるか?
そして全くノーマークだった選手が武川選手が急成長。そもそも高校時代サッカー部で高校時代の記録なし、そんな選手が9月に1万mで29分24秒を叩き出したのだから驚くほかないのだ。日体大記録会若い組の中選手で、唯一エントリー。出走ありそうだ。
新戦力候補の上級生
出走は分かりませんが、大学駅伝経験の無い上級生もレベルが上がっています。4年長山選手は、今年の箱根出走あと一歩だった選手。そこからさらに成長し、全日本予選3組抜擢されチームの通過に貢献。日体大記録会1万m最終組にも抜擢(転倒で大事を取り棄権)され、非常に今後が楽しみな選手だ。
3年畝選手は、入学時はそれほど目立たなかったが、コツコツと記録を更新してきた選手。記録会1万m29分33秒まで伸ばし、記録上初めて、中央大にいる双子の弟に勝った(その後、弟がさらに記録更新)。中央学院大らしく選手層も厚くなってきた中、強豪校のスピードに対抗していきます。
主が思う、中央学院大学の出雲駅伝2019の区間エントリーです。
主が推す理由
1区川村選手…前回1区川村2区栗原3区髙橋選手でした。ここは同じでいいんじゃないでしょうか。主力3選手を最初に入れて流れを作れれば。川村選手は元来競り合いで+αを出せる選手。1区が適任です。
2区栗原選手…前年度の三大駅伝は、全て区間中位にまとめあげて、”落ちそうで落ちない中央学院大”を体現した選手。全日本予選でもうまくまとめました。今回もしっかりと流れを継続する走りをしてくれれば。
3区髙橋選手…1年生の頃から期待され、毎年確実に積み上げていますね。昨年の区間8位はやや不本意だったと思います。今年は主要区間で順位を上げる走りができれば。全日本以降を考えると大きいです。
4区青柳選手…このあたりから新戦力候補となってきます。その中で青柳選手は前回も出雲駅伝を走っています。前回の5区から一つ早い4区、ここでしっかり区間上位が取れれば、中学大の選手層がまたぐっと厚くなります。
5区武川選手…うまく流れていれば、少なくとも中位では来ていると思います。ここから1年生をあえて並べています。川崎監督は過去も5区6区に新戦力候補を置いたことがありますので。
高校時代別の部活をしていた武川選手駅伝経験はない、ロードの大会も高校でのマラソン大会以外はほとんどないのでは…。一度大きな大会のロード&駅伝は経験させたい。何人かの上級生を差し置きますが、全日本・箱根はシード権がかかるので、出雲駅伝でデビューできれば。
6区小島選手…彼は実力で6人には入れる1年生ですね。いきなりアンカーですが、流れに身を任せて思いっきり走ってもらってもいいと思います。ある程度は自分で走る事も出来る選手。1つ1つ大きな経験です。
その他オーダー、まとめ
本気でオーダーを組むなら、5区小島選手6区石綿選手。石綿選手も日体大記録会突っ込んで入っても粘れていましたから、充分2年連続の出雲駅伝アンカーを務める事もできそうですかね。
前半戦は新戦力の台頭がありながらも、主力が停滞気味で少し心配されました。が、ほとんどの選手は調子亜が上がってきて、新戦力もさらに成長しています。前評判決して高くはないですが、今年も面白い戦いを見せてくれそうです。