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2016年度卒業生&2017年度に向けて~青山学院大学

2016年度の卒業生、2017年度~93回箱根駅伝2017に向けて、各大学の情報です。
 
 

 
 
16箱根1位、16出雲1位、16全日本1位、17箱根1位

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青山学院大学~2016年度卒業生&2017年箱根駅伝に向けて

2016年度主な卒業生

一色恭志28分23秒40≪17:箱2区3位、16:全8区2位、出6区2位、箱2区3位、15:全1区2位、出6区2位、箱2区3位、14:全1区6位、出3区、箱1区6位、13:全1区6位、出3区7位≫⇒GMO
秋山雄飛28分58秒93≪17:箱3区1位、16:箱3区1位、14:全3区6位≫⇒中国電力
安藤悠哉28分49秒73≪17:箱10区4位、16:全4区5位、出5区1位、15:箱10区2位≫
池田生成28分51秒31≪17:箱9区2位≫16&15関カレ2部ハーフ優勝
茂木亮太29分00秒67≪16:出4区2位、13:全5区12位≫⇒競技継続?
村井 駿29分48秒55≪15:箱6区2位、14:箱6区18位≫
田村健人29分11秒56

 この世代は2年生以上は全て箱根で優勝している世代なんですよね。中核となったのは勿論一色選手。1年の出雲からすべての大学駅伝で出走、ずっと主要区間での起用だったため区間賞こそ取れなかったものの、とても高い安定感を見せましたよね。

箱根は2年時から2区を任され3年連続で67分台、他校のエース相手と堂々と渡り合ったり、先頭で受けてしっかり流れを作っていました。出雲や全日本もアンカーを担当、4年時の鮮やかな逆転劇は記憶に新しいです。

トラックでもインカレで活躍、4年時に5千で優勝をしたり、日本選手権5千で入賞も果たしていています。マラソンもすでに2時間11分台のベストと、本当にいろんなレースで成績を残していました。これからはマラソンを中心に世界を狙っていく彼が羽ばたく姿を見たいですね。

 
 それから安藤&秋山選手も青学大の優勝に大きく貢献しましたよね。
 
安藤選手は2年時の箱根初出場、起用にちょっと驚いたのですが、直前の練習で全く外さないということで、結構早い段階で10区内定だったとか。初優勝のゴールは感慨深いですよね。
 
3年時は故障で16人漏れの苦難を味わいますが、主将の重圧に屈しず4年時に復活。出雲は優勝に大きなお膳立てをする走り、箱根は再びアンカーで再度優勝のゴールテープを切りました。
 
秋山選手は3年時の箱根で急浮上、まさかの出走でまさかの区間賞で印象に残りましたね。練習で大きく外す事もあるのですが、箱根はやるんですよね。3年時は”隊長”、4年時は”湘南の神”として優勝に大きく貢献しました。
 
 池田選手は3年時の関東ICで衝撃デビューを果たしました。初優勝した直後、その時の16人のメンバーに入っていなかった選手が優勝を果たしました。暑さとアップダウンに強いとのことでしたが、それでもまさかだったとか。
 
 駅伝メンバーには中々入れませんでしたが、コツコツと長い距離と積んだことが最後に実りました。また、1500mが得意だった茂木選手も4年時に出雲優勝メンバーに入ったのですよね。4区を担い、トップとの差を大きく詰める優勝への足掛かりとなる走りをしています。
 
 他にもいるんですよね。留年してしまった村井選手は、初優勝時に6区区間2位、その前年は区間18位とブレーキになった自身に対してもリベンジを果たしました。今年は控えが濃厚だった中、役目を全うしました。
 
あとは田村選手は秋以降勢いを維持できていれば面白い存在でした。一般入試から箱根を夢見た小野塚選手、箱根5区候補に挙がったこともある内田・鈴木選手も記憶に残っています。やっぱり優勝校、全体的にレベルが高いです。
 
 

2017年箱根駅伝に向けて戦力

【新4年生以下1万ベスト10】
田村和希④28分18秒31≪17:箱7区11位、16:全2区1位、出2区1位、箱4区1位、15:全3区2位、箱4区1位≫
鈴木塁人②28分31秒66≪16:出1区5位≫
下田裕太④28分33秒77≪17:箱8区1位、16:全1区8位、出3区4位、箱8区1位、15:全5区1位、出4区6位≫
中村祐紀④28分34秒67≪16:全7区5位、箱9区7位、15:出2区4位≫
梶谷瑠哉③28分52秒94≪17:箱1区4位≫
貞永隆佑④29分02秒52≪17:箱5区8位≫
富田浩之③29分11秒75
林 奎介③29分15秒58

山田滉介③29分22秒53
生方敦也②29分26秒81

在校生1万上位10人平均1位28分55秒0
 
【その他、有力在校生】
橋間貴弥③29分31秒10
吉永竜聖④29分39秒51
≪16:全3区5位≫
橋詰太慧③29分43秒36
吉田祐也②29分44秒58
森田歩希③29分58秒37
≪17:箱4区2位、16:全6区1位≫
小野田勇次③29分59秒31≪17:箱6区2位、16:全5区1位、箱6区2位≫
小田俊平④30分14秒89
 
【新入生】
吉田圭太①13分50秒67≪17:都1区6位、16:高1区19位、国体5千2位、IH5千14位≫
神林勇太①13分59秒14≪17:都1区30位、16:高4区2位、国体5千6位、IH5千4位≫
岩見秀哉①14分06秒39≪17:都4区8位≫
市川唯人①14分16秒44≪17:都5区16位、16:高3区11位≫
長嶺龍之介①14分21秒21≪16:高2区8位≫
新入生5千上位5人平均2位14分06秒7
 
鶴貝彪雅①14分21秒29≪17:都5区32位≫
大藏洋人①14分31秒32≪16:高7区1位≫
松葉慶太①14分33秒72
森川弘康①14分34秒63
≪17:都4区2位≫
新号健志①14分36秒15
【今から考える箱根駅伝区間オーダー予想】
田村-鈴木-梶谷-下田-貞永  小野田-林-山田-森田-富田
 これまでの率いた大エースがいなくなるので、ぶっちぎるのはちょっと苦労するかもですが、それでも1万の平均は1位(しかも一部主力で記録を持っていない選手もいる)、新入生の5千平均は2位…優勝候補筆頭に君臨し続ける事は間違いなさそうです。中心になるのは田村・下田選手の4年生コンビでしょう。爆発力の田村選手と長い距離安定の下田選手は頼もしいです。まずこの2人が主要区間に入ることでしょう。
 
 選手層も厚く同じ4年で駅伝経験のある中村・貞永選手に吉永主将は勿論ですが、3年生以下にもいい選手は多いですね。長い距離を自分のペースで走れる森田選手や山下りで素晴らしい走りを見せる小野田選手、怪我で箱根は走れませんでしたが高いポテンシャルを持つ鈴木選手がいます。富田・林・山田選手ら少しずつ記録を伸ばしている選手もいます。
 
 新入生も吉田・神林選手と5千13分台2人入りますね。2人とも全国区の活躍がありますね。他にも岩見・市川選手は繋ぎ区間ですが区間上位で走った選手もいます。ただ、このくらいの実績があっても、青学ですぐ即戦力になれるかというとそうではなく、激しい部内競争の中になるでしょう。それくらい次年度の青学大も戦力があると思います。出雲と全日本は他にスピードのあるチームがいるのでわかりませんが、箱根はいけるか。なお、箱根は3連覇したチームは全て4連覇しているという青学には有難いデータはありますが、今の勢いのままに走っていきたいところです。
 
 

フリーダムTwitter(https://twitter.com/hakonankit)

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。