第93回箱根駅伝予選会2017出場校の戦力分析をしていっています。
箱根駅伝予選会(エントリーhttp://www.kgrr.org/event/2016/kgrr/93hakone-yosenkai/93_yosenkai_entry.pdf)の今年の箱根本戦出場校となります
ラストです。
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≪参考≫
92回1位10:06:00(42点) ボーダー10:12:04(31点)
91回1位10:07:11(41点) ボーダー10:14:03(27点)
90回1位10:04:35(46点) 10位10:12:29(31点)
A(6点)59分30秒~59分59秒(92回:7-16位、91回:9-10位、90回:8-18位)
坂口裕之②29分02秒35≪16:箱3区20位、15:全1区7位≫
藪下響大④29分11秒88≪16:箱5区20位、15:全8区9位、出6区9位、14:出5区≫
B(5点)60分00秒~60分29秒(92回:17-29位、91回:11-24位、90回:19-34位)
江頭賢太郎④29分25秒78≪16:箱4区6位、15:全4区8位、出2区6位、箱10区10位≫
末次慶太③29分30秒48≪15:箱7区14位≫
C(4点)60分30秒~60分59秒(92回:30-72位、91回:25-62位、90回:35-71位)
阿部弘輝①29分23秒29≪16:都5区5位、15:高1区10位、IH5千18位≫
D(3点)61分00秒~61分29秒(92回:73-119位、91回:63-104位、90回:72-104位)
吉田 楓④29分03秒16≪16:箱8区8位、15:全7区4位≫
皆浦 巧③29分39秒31
磯口晋平③29分26秒94
三輪軌道①29分30秒67≪16:都4区1位、15:高1区35位、IH5千12位≫E(2点)61分30秒~61分59秒(92回:120-163位、91回:105-138位、90回:105-139位)
竹山直宏②29分55秒19
東島清純②29分54秒19
F(1点)62分00秒~62分29秒(92回:164-190位、91回:139-163位、90回:140-173位)
射場雄太朗④29分52秒99
中島大就①5千14分04秒13≪16:都1区11位、15:高1区3位、IH5千9位≫
G(0点)62分30秒~62分59秒(92回:191-226位、91回:164-190位、90回:174-201位)
南 俊希①30分25秒01≪16:都1区38位≫
G候補上位10人合計:40点
≪参考≫
92回前年シード権
91回前年シード権
90回前年シード権
8年ぶりの予選会、さらに卒業生が多く抜けたため、春先は予選への通過の不安視の声もあった。だが、夏前から9月日体大にかけて1万に自己ベストを出す選手が続出。一気に上位通過候補に挙がってきた。エースといえるのは4年の薮下選手だろう。冬のハーフから好走が続き、各種自己ベストを何度も更新。長いロードが一番得意ということでどこまで記録を出してくるか。これに期待の若手の坂口選手も故障が癒えて本格的にレースができそうな雰囲気。ともに59分台は出したい。
また、ハーフ63分台のベストを持つ江頭・末次選手も1万29分半ばといい状態になりつつある。吉田選手が状態戻せば、長い距離に実績がある選手が複数揃い心強い。それから、9月日体大で1万大幅ベストを出した磯口選手や竹山・東島・皆浦選手ら中堅選手の伸びも楽しみ。多くの選手がハーフ65分台がベスト。どれくらい伸ばしてくるか。更に期待の1年も面白い。夏前決してコンディションが良くない中1万29分23秒の阿部選手に、三輪・中島選手の初20㎞は如何ほどか。あとは戦列復帰の主将の射場選手はどれほどか…。今回の箱根のシード落ちで、一時代は終わったと言われたが、新たな光る未来を築くステップになる可能性は充分にあると言えよう。
SS(8点)58分59秒以内(92回:1位、91回:1位-2位、90回:1-3位)
P.M.ワンブイ②27分54秒98
S(7点)59分00秒~59分29秒(92回:2-6位、91回:3-8位、90回:4-7位)石川颯真④28分43秒66≪16:箱2区9位、15:全4区6位、予19位、箱2区19位、14:出6区、箱4区12位、13:全3区11位、予157位≫
A(6点)59分30秒~59分59秒(92回:7-16位、91回:9-10位、90回:8-18位)
B(5点)60分00秒~60分29秒(92回:17-29位、91回:11-24位、90回:19-34位)
川口賢人③29分54秒82≪15:予217位≫
C(4点)60分30秒~60分59秒(92回:30-72位、91回:25-62位、90回:35-71位)
岡野佑輝③29分26秒84≪16:箱8区19位、15:全7区20位、予74位≫
D(3点)61分00秒~61分29秒(92回:73-119位、91回:63-104位、90回:72-104位)
加藤拓海②29分03秒68≪15:全3区5位、予53位≫
高野千尋③29分44秒17≪15:全6区12位、予106位、箱4区20位≫
山崎一輝③29分52秒88≪16:箱10区14位、15:全5区10位、予46位≫E(2点)61分30秒~61分59秒(92回:120-163位、91回:105-138位、90回:105-139位)
畔柳 揮④30分19秒13
石垣陽介①30分25秒50≪16:都4区5位、15:高7区6位≫
清水目大貴④29分34秒69≪16:箱4区16位≫
F(1点)62分00秒~62分29秒(92回:164-190位、91回:139-163位、90回:140-173位)
村田誠児④30分36秒63
松木之衣①30分42秒08≪15:高1区21位≫
町井宏行③29分57秒76≪2年:箱6区5位、1年:全8区16位≫
G(0点)62分30秒~62分59秒(92回:191-226位、91回:164-190位、90回:174-201位)
金子智哉①30分30秒28≪15:高6区8位≫
G候補
東瑞基④30分41秒29≪14:全8区13位、予44位、箱6区20位、13:予77位≫
安藤 駿①5千14分17秒31≪16:都1区18位、15:高4区10位≫上位10人合計:39点
≪参考≫
92回1位10:06:00/42点※本戦出場
91回前年シード権
90回8位10:11:39/31点
昨年は見事にトップ通過した日本大。エースも中堅も新戦力も全員がいいタイムで走破、見事な調整力を見せた。エースはいよいよ本格参戦となるワンブイ選手。長い距離のレースは初めてになるが、インカレなどでの高いレベルの安定感を見ていると特に心配はないだろう。58分前半くらいまではありえそうだ。2番手の石川選手も日本IC5千で自己ベストで2位に入るなど、ここにきて絶好調。以前には、箱根2区一桁で走っており、いい走りが期待できそうだ。3番手以降はまずは前回の予選メンバーがどれほどの成長を見せるか。岡野・川口選手が大きく自己ベストを更新し、前回よりしっかり走れそう。
また、一時姿を見せなかった加藤・高野・山崎一選手も復調傾向にあり、彼らも61分前後は走れそうな雰囲気だ。他、箱根出走している清水目・町井選手、4年目で花開くか畔柳選手、1年生で長い距離強そうな石垣選手らがしっかり固めていきそうか。今年も勿論前年の再現を狙っているだろうが、日体大記録会ではもう少しというところ、如何に修正していくかは楽しみなところだ。
S(7点)59分00秒~59分29秒(92回:2-6位、91回:3-8位、90回:4-7位)
鈴木健吾③28分30秒16≪16:箱2区14位、15:全1区8位、予9位、箱6区19位、14:全3区9位、予44位≫
A(6点)59分30秒~59分59秒(92回:7-16位、91回:9-10位、90回:8-18位)
山藤篤司②29分09秒76≪16:箱3区12位、15:全2区14位、予120位≫
B(5点)60分00秒~60分29秒(92回:17-29位、91回:11-24位、90回:19-34位)
大野日暉③29分18秒49≪16:箱9区13位、15:予40位、箱8区9位、14:予101位≫
C(4点)60分30秒~60分59秒(92回:30-72位、91回:25-62位、90回:35-71位)
中平英志④29分52秒42≪16:箱7区8位、15:予38位≫
大川一成③29分33秒43≪16:箱10区8位、15:予104位、箱3区18位、15:全5区8位、予68位≫
鈴木祐希③29分57秒89≪16:箱6区15位、15:予35位≫
D(3点)61分00秒~61分29秒(92回:73-119位、91回:63-104位、90回:72-104位)
枝村高輔③30分09秒57≪15:予156位≫E(2点)61分30秒~61分59秒(92回:120-163位、91回:105-138位、90回:105-139位)
中神恒也④29分39秒27≪15:箱10区11位、14:予157位、13:予134位≫
F(1点)62分00秒~62分29秒(92回:164-190位、91回:139-163位、90回:140-173位)
西田秀人③29分59秒23
越川堅太①31分12秒65
G(0点)62分30秒~62分59秒(92回:191-226位、91回:164-190位、90回:174-201位)
東瑞基④30分41秒29≪14:全8区13位、予44位、箱6区20位、13:予77位≫
安藤 駿①5千14分17秒31≪16:都1区18位、15:高4区10位≫
G候補上位10人合計:37点
≪参考≫
92回5位10:08:01/38点
91回1位10:07:11/41点
90回4位10:07:32/40点
中々シード権獲得まではいかないが、予選の成績は毎年高レベルで安定している神奈川大。勿論、油断は禁物だが今年も充実した戦力を整えてきているように見える。なんといっても2本柱が強い。鈴木選手は関東ICで強豪校のエースとほぼ互角に争い、全日本予選で日本人トップ、直後のホクレンで1万28分30秒の好タイムをマークしている。全体としても充分日本人トップを狙える走りができそうだ。
また、2年山藤選手も長い距離に対応してきている。自分を追い込む能力が高く、それが失敗の要因になるときもあるが、うまく調整できるようになってきているだろう。そのほか、予選で50位前後に入ったことがある大野・大川・中平・鈴木祐選手も順当にエントリー。箱根で好走経験がある中神選手もおり、60分台で確実に走ってくる選手は何人も出そう。10番手前後には、地道に伸ばしてきた3年の枝村・西田選手がしっかりしたタイムで入ることができるか、2年の佐久間選手らも気になる。そして、主将東選手の復帰は…。色んな楽しみがある神大の今年の予選成績もきっといいはずだ。
SS(8点)58分59秒以内(92回:1位、91回:1位-2位、90回:1-3位)
ワークナー デレセ タソ②28分43秒21≪1年:箱2区11位、予2位≫
S(7点)59分00秒~59分29秒(92回:2-6位、91回:3-8位、90回:4-7位)A(6点)59分30秒~59分59秒(92回:7-16位、91回:9-10位、90回:8-18位)
宇田朋史④29分22秒64≪3年:箱3区10位、予20位、2年:箱8区18位、出2区、1年:箱8区17位、予91位≫
B(5点)60分00秒~60分29秒(92回:17-29位、91回:11-24位、90回:19-34位)
馬場祐輔②29分06秒71≪1年:箱5区15位、予45位≫
C(4点)60分30秒~60分59秒(92回:30-72位、91回:25-62位、90回:35-71位)D(3点)61分00秒~61分29秒(92回:73-119位、91回:63-104位、90回:72-104位)
北川善幸④30分28秒76
苅田広野③30分18秒02≪2年:予225位≫
西 智也③30分53秒32≪1年:箱4区11位≫E(2点)61分30秒~61分59秒(92回:120-163位、91回:105-138位、90回:105-139位)
新井裕祟④30分18秒55≪2年:箱7区20位、出5区、1年:予142位≫
土師悠作③30分20秒64
赤﨑 暁①30分30秒00≪都4区10位≫
F(1点)62分00秒~62分29秒(92回:164-190位、91回:139-163位、90回:140-173位)
大中亮矢④30分32秒00≪3年:箱6区19位≫
藤井拓実①30分48秒37
G(0点)62分30秒~62分59秒(92回:191-226位、91回:164-190位、90回:174-201位)
鈴見侑大②half67分45秒
G候補
松下 良①31分08秒21≪高5区3位≫
中井槙吾①31分18秒10上位10人合計:35点
≪参考≫
92回6位10:08:36/38点※本戦出場
91回前年シード権
90回9位10:11:53/30点※本選出場
箱根一本に絞っていた拓殖大が今年度からは三大駅伝フルで戦うことを指針とした。実際、全日本予選は9年ぶりの通過を果たした。育成もさることながら、そのチーム力も確かなものなのだろう。上で稼げる選手が複数いるのは強み。ワークナー選手が全日本予選で一皮剥けた走りを見せるなど夏前から充実の一途。58分台も視野に入るのではないか。また、宇田選手が4年間かけてしっかりと強さを身に着けてきて面白そう。夏に故障したという馬場選手もエントリーには間に合わせており、昨年同様の走りが期待できそう。
その他は、地道に積み上げた選手や復活してきた選手が何人もいる。復活組は下級生の頃にそれぞれ主力になりかけた西・新井選手。箱根予選でついに戦力になりそう。また、全日本予選でも力になった北川・苅田・土師選手もそれぞれ粘りを発揮しそうな気配だ。箱根で失敗した大中選手も虎視眈々と利便委の機会をうかがっている。それから、1年生も多くエントリーされた。春から1万を何度も出走している赤崎選手だけでなく、藤井選手がスルスル伸びてきているとか。20㎞ロードで光る存在がまた出てきているかもしれない。地に足をつけて戦えれば、必ず通過できるはずだ。
A(6点)59分30秒~59分59秒(92回:7-16位、91回:9-10位、90回:8-18位)
原 法利③29分25秒41≪16:箱9区10位、15:全1区27位、出3区9位、箱4区16位≫
B(5点)60分00秒~60分29秒(92回:17-29位、91回:11-24位、90回:19-34位)C(4点)60分30秒~60分59秒(92回:30-72位、91回:25-62位、90回:35-71位)
鴇沢駿介④29分44秒70≪16:箱6区8位、15:全5区9位≫
下尾一真④29分25秒23≪16:箱3区15位、15:全3区16位≫
山本翔馬③29分29秒72≪15:全8区17位≫
D(3点)61分00秒~61分29秒(92回:73-119位、91回:63-104位、90回:72-104位)
北村一摩④29分08秒80≪16:箱10区19位、15:全2区17位、出1区14位、箱7区17位、14:全3区10位、13:全5区13位、予160位≫
新井康平②29分33秒40≪16:箱1区19位≫
林 日高③29分36秒58≪16:箱5区19位≫
奈良凌介①29分36秒80≪16:都5区10位、15:高1区14位≫E(2点)61分30秒~61分59秒(92回:120-163位、91回:105-138位、90回:105-139位)
鈴木太基④29分58秒52
谷川貴俊②29分32秒30
F(1点)62分00秒~62分29秒(92回:164-190位、91回:139-163位、90回:140-173位)
川澄克弥①29分57秒08≪16:都5区4位、15:高1区11位、国体5千12位≫
齋藤 諒②29分48秒39
G(0点)62分30秒~62分59秒(92回:191-226位、91回:164-190位、90回:174-201位)
牧田侑大③30分11秒19
G候補
立石 悠②30分46秒07
上位10人合計:34点≪参考≫
92回前年シード権
91回前年シード権
90回6位10:09:51/35点
得意な全日本予選をしっかり突破し、最近の日体大記録会では1万29分台をずらりと並べ、戦力を整えてきた大東文化大。ハーフ63分台の実力がある原選手はトラックのスピードもアップ。しっかり稼ぐ存在になりつつある。また、4年生がここにきてあがってきており、箱根で粘りの走りを見せた下尾・鴇沢選手、鈴木選手も1万30分切り、ロードが苦手という北村選手も最終学年結果を残すのに燃えているだろう。
また、リベンジを狙う選手も良い。前回の全日本で苦戦した山本選手は29分半切り、元々ハーフのタイムは持っているのでチーム内上位をとれる実力はある。また箱根1区5区でそれぞれ悔しい走りとなった新井・林選手も徐々に復調している途中だ。それから1年生は要注目の奈良選手が上がってきた。黒姫駅伝でのぼりの実力は確かだ。是非とも本戦通過に貢献してほしい。高校時代の実力は上回る川澄選手も復活。他にもスピードのある2年生谷川・斎藤選手もいる。61分程で走れそうな選手は非常に充実しているのが特徴だろう。大きく稼ぐ選手が多くない印象なので、集団走が61分20秒オーバーにならないように、というところか。全員の力をもってしっかりと本選出場を決めていきたい。
全て駆け抜けました。ある意味一番忙しい時期です(笑)
順位予想は金曜の夜にもう一度考え直して行います。
緊張感が高まっていますね!またコメント返信なども行おうと思います。
※この得点順に予想するとは限りません。
※記録などミスがあれば、コメントまでご一報ください