2016.3.6結果速報【びわ湖毎日マラソン・他ハーフ】

リオ五輪男子マラソン代表選考会、最後の大会のびわ湖毎日マラソンがありましたね。

その大会結果と簡単なコメントをします。

 

ページコンテンツ

【結果】2016.3.6 びわ湖毎日マラソン

(http://www.jaaf.or.jp/taikai/1300/result.pdf)

気温の上昇(19℃)から、陸連がPMを1㎞3分02秒に下げて行われました。キタタ選手等海外勢の多くが1㎞3分を切るペースで推移する中、日本人集団は設定ペースを守る。日本人は30㎞までに北島・石川・深津・丸山・中本の5人に絞られ、そこから初マラソン丸山選手が一気にスパート。石川・深津・北島選手が15秒差で追い、残り5㎞になって石川選手が先頭、決まり化と思われたが、差し込みで脱落しかけていた北島選手が粘り、最後はトップが見える位置で日本人トップの2位に入りました。
1位ロティチ(ケニア)2:09:11
2位北島寿典(安川電機)2時間9分16秒2:09:16
3位A.シンブ(タンザニア)2:09:19
4位石川末廣(Honda)2:09:25
5位深津卓也(旭化成)2:09:31
6位丸山文裕(旭化成)2:09:39
7位川内優輝(埼玉県庁)2:11:53
8位中本健太郎(安川電機)2:12:06
井上大仁(MHPS長崎)2:12:56
松宮隆行(愛知製鋼)2:14:58
佐々木寛文(日清食品)2:16:32
佐藤 淳(早大3)2:16:33※学生トップ
前田和浩(九電工)2:17:56
森橋完介(大東4)2:18:11
井戸浩貴(早大3)2:19:44
佐久間祥(亜大4)2:20:16
松井将器(東工4)2:21:31
土屋貴幸(東海3)2:21:44
辻井三嗣(城西4)2:21:59
柏原竜二(富士通)2:22:15
上野裕一郎(DeNA)2:23:09
矢澤健太(芝工2)2:24:14
上田隼平(上武3)2:25:07
鎌田広海(流経2)2:28:03
渥美祐次郎(東大4)2:28:27
佐藤史弥(上武3)2:29:39
柘植翔太(東学4)2:29:51
河田健太郎(慶大4)2:29:56
森田清貴(上武3)2:33:03

最後の最後まで手に汗を握る展開、誰が日本人トプになるか分からない展開でした。

 最後勝ち切ったのが、まだマラソン3度目という安川電機の北島選手というのがまた面白いですね。東洋大時代に箱根駅伝の区間賞の経験はありますが、実業団ではまだ大きな実績は少なかったですが…マラソン本格挑戦したら才能があったということですね。

 2番目にはもう30歳代後半に差し掛かるHonda石川選手!同じく東洋大OBですが年代が全然違いますね。ニューイヤー駅伝での毎年の活躍がありましたが、ここにきてついにマラソンで開花ですね。微妙な立ち位置ですが、東京マラソンがタイム出なかったので選ばれる可能性は充分です。

 わずかな差で駒澤大で主力、優勝メンバーになったこともある深津選手が3番目。スピードのイメージですが、マラソンに強い旭化成で総合力をつけてきました。ただ枠の数を思うと惜しかったなぁ…。

 続いて川内・中本選手ら名ランナー。川内選手は五輪はどうしても縁がなかったかな…。中本選手は暑さに強いだけに、無念の脱落。状態が戻り切らなかったかな。また若手で急遽出場したMHPS井上選手は今後注目。山学大時代からロード強かったですが、今後どうなるか。

 学生も結構出場、早大で復路を担った2人が良かったですね。

 
 

その他のロードレース結果

 
 

【結果】2016.3.6 玉名ハーフ

優勝:坂本大志(トヨタ自動車九州)63分21秒

学生
二岡康平(駒大4)64分53秒
古賀裕樹(山学2)68分00秒
與儀達朗(日本文理)68分09秒
 
 箱根9区2位の走りでびっくりさせた駒大二岡選手がしっかり2位。実業団で伸びるかどうか。優勝は実業団トヨタ自動車九州の坂本選手。今後伸びるかどうか期待。
 

【結果】2016.3.6 三浦国際マラソン

5㎞:松枝博輝④14分25秒
half:田中孝貴④65分35秒
 順大の卒業生が記念出場ですかね。それぞれの個性を磨いて頑張ってほしい。

hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。