どうなる!?第90回箱根駅伝2014を軽くシュミレーションしてみる

こんばんは。多くの方、どうなるのだろうとわくわくしていることと思います。
私の方で勝手に優勝候補と思われる駒大・東洋大・日体大・明大の往路の展開を軽くシュミレーションしてみました。
読み流してもらえればと思います

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第90回箱根駅伝2014を軽くシュミレーションしてみました!

1区から超ハイペースの展開か?

 なんだかもう、今回は1区がエース区間の様相ですね。完全に出雲と全日本の駒大・中村選手のせいでしょうw またきています。1区くらいは細かく考えてみたいと思います
 
 

早大・大迫選手が自分のペースで行き、中盤から駒大・中村選手の独走?
 全日本のハイペースは中村選手だけでなく、第一工大の留学生や東洋の設楽悠選手の駆け引きの部分が非常に大きかった。箱根駅伝のオーダーを見ると東洋大は田口選手。昨年区間賞の選手だが、出雲の事もあるので、さすがに終盤の勝負に徹する。いきなりはハイペースにならなそう。

 と、思いきや、早大が大エース大迫選手を1区から切ってきた。1年時2年時と連続で区間賞を獲得していたが、そのレースは自分のペースを刻んでのもの。特に2年時は10㎞28分30秒程で通過。今回もそのあたりまでで通過していくか。中村選手はそれにひたすらつくというのが中盤あたりまで続くか。
 ただ、直前までトラックで練習していたということで15㎞までには少し動きが悪くなってくるのではないか。そこで中村選手が一気に突き放す…多分そういう展開だろうか。
 

 さて、優勝争いとして気になるのはまず中村選手はどこまで行くかということ。高校の頃からロードの強さはお墨付き。それにいよいよ実力が付いたのは前哨戦で明らか。今回は、上記のようになるなら途中から引っ張ってもらえるので、終盤次第では一気に区間記録到達まではあってもおかしくないのではないか。ただ、全日本の区間記録には40秒及んでいないので、区間記録よりちょっと下の61分20秒くらいと踏んでみよう。
 
 それでも優勝争いとしてはアドバンテージ取れるのは変わらない。他チームと比較してどうだろうか。全日本以上の距離だが、アップダウンが少なくコンディションに恵まれるとそう離れなかったりする。20年以上前だが早大・渡辺選手VS山学・井幡の対決の例もある。
 
 今回その井幡選手になりそうなのは、日体大・山中選手。上記の通過タイムでちょうど良さそうな実力と思ってるのですが、評価し過ぎかな?それでも62分は切ってもおかしくないと思っています。1区得意の明大・文元選手も62分前半ではきそう。分かりづらいのが東洋・田口選手と思っている。今回は勝負に徹させるだろうが、優勝を意識するあまり固くならないだろうかと。さすがに中村選手に付けるのは途中までだろう。そこから、プレッシャーかかった中で第二集団の叩き合いが始まった時にどうかということ。また、元来持っているスピードからして序盤からのハイペースでの展開での実力や経験等の不安要素もある。62分半ば以内ではきたいところだ。
1区終了時
駒大61分20秒
日体大30秒差
明大50秒差
東洋1分10秒差
 

2区は区間賞争いの構図は駒大・村山VS山学・エノック 

 1区や5区の影響で若干メンバー的にはさびしい印象とはなったが、区間賞対決は面白い所だ。史上最強留学生になるかもしれないエノック選手に、前哨戦破竹の勢いだった村山選手だ。
 

それぞれ得意な展開 66分台の可能性は充分ありそう
 駒大・村山選手は今年になって調整方法が確立した上に、トップで襷を貰った時のレースの集中力は凄いものがあるのが判明した。おそらくトップで襷をもらうことになるだろうから(早大がすぐ前にいるかもだが、すぐパスできるだろう)、自分のペースでいけるだろう、スタミナや登りの心配もありそうだが、今年の力なら乗り越えて行けるように思う
 
 逆にオムワンバ選手は競り合いや前が見えているようなレースが得意。昨年の強烈な向い風でもどんどん順位を上げて行っています。1区田代選手が今一つ読みづらいのですが、例えば63分少しくらいなら割といい感じでポツポツ前が見えてそうな気も…。夏の故障でスタミナが懸念はされるものの、競っていれば底力ある選手だと思う。史上初めて66分台が同時に2人以上、それも日本人とケニア人での頂上決戦ということは充分にありえることと思う。
 
 そうなった時、他優勝候補チームがどうか。これはさすがに駒大が大幅に貯金作るのではないか?正直他の選手で68分切がいけそうと思う選手は個人的にはいないと思っている。明大・大六野、東洋・服部勇、日体・本田選手がドはまりすればいけそうかどうかと思っていますが…。全日本で記録を持っていて、2区経験のある大六野選手は結構いけそうか。また、本田選手は夏の故障で前哨戦でれなかったということで3年時の9割くらいだろうか?服部勇選手は適正ありそうだが、今年のレースやレースの位置取りで飛ばし過ぎが少し懸念されるか。それやってしまうと後半やや苦しくなることも予想されますので。
 
 
2区終了時()は2区の区間タイム予想
駒大(66分50秒)
明大2分15秒差(68分15秒)
日体2分30秒差(68分50秒)
東洋2分50秒差(68分30秒)

 

東洋の設楽兄弟隠しの意図は?主力の故障?

 3区以降に行く前に優勝候補で非常に読みづらいチームの区間配置をもう一度練り直したい。無論東洋大だ。かねてから言われている5区には設楽啓選手が入れてみる。ただ、どうしても無理が生じるように思うのだ。もしかして主力の誰かの故障を隠しているのかという噂が上がっている。
いや…5区成瀬そのままで、3区設楽啓、4区延藤、9区設楽悠か??
 しかし、中にはこんな予想もあるようだ。成瀬選手は相当以前から自分で5区山登り志願していて、81分前後で登る自信はある模様。また、最近のインタビューで設楽啓選手は「下りは絶対に自信持っているが、登りは苦手意識がある」とコメントをしているらしい(ちなみに陸マガ増刊号での希望区間は6区)。
 
 区間予想の際にある程度いけるとは書いたものの、確かに1年2年時は中盤まで集団の中に隠れてて権太坂の下りで一気にスパートをかけてその勢いで最後も乗り切った。逆に序盤からいった3年時は後半だいぶ落ちた感じだった。
 
 また酒井監督は一見冷徹とも取れる区間采配をされることもあるので、勝負にこだわり、適性重視で2区服部勇、3区設楽啓選手という采配を取る事はありえそうだ。ちょっとこれで4区までざっとやってみましょうか。
 
3区終了時(3区のタイム予想)
駒大(63分20秒差)
東洋1分10秒差(61分40秒)
明大2分25秒差(63分30秒)
日体3分20秒差(64分10秒)
 
4区終了時(4区のタイム予想)
駒大(55分30秒)
東洋50秒差(55分10秒)
明大1分35秒差(54分40秒)
日体4分10秒差(56分20秒)

 追いついたぞだいぶw いや3区区間記録付近はやりすぎ?それと油布選手低すぎるか?w ただ、20㎞を超えるレースは無難に繋ぐ感じなのかなと思っていますけどどうでしょうか。3区は失礼ながら歴代1位2位の選手の他の実績やその時の状態を加味させてもらっています。追い風ふいたらいけるんじゃないかと思うのですが…
 
 それから明大3区八木沢選手も非常に読みづらいですね。一応1年時の4区より少し上くらいのつもりですが、どう換算すればいいのやらw それと明大もトップにある区間変更予想から変えていまして4区木村5区横手9区前野選手に変えています。ひとまず往路だけでやるつもりなので、最大値で計算できるようにしてみます。4区がえらいことになっているのは木村選手でしているからです。
 
 日体大は逆に我慢かなぁ。あの展開だと設楽啓選手にすぐさま交わされて…他の2区有力チームやっていないので分かりませんが、前後するチームの中で待機か。調子などからして上限63分40秒あたりだろうか??4区坂本選手は無難に繋ぐと思いますが、駒大東洋明大の面子からするとちょっと離されそうな気がします。
 

 

条件は良いっぽい? 日体大・服部選手の追い上げは!?

 さて、5区にも好選手が集まっていますね。まあ、当初思っていた設楽啓選手を3区に回したのでこの4校では服部選手かな。彼ら中心に追ってみる。
 

このシュミでは届かず 実はバカ当たりした明大が怖かったり
 駒大の馬場選手は個人的に割と行くと思ってて81分を少し切る程度、成瀬選手は本人のタイムより少し少な目くらいにしてみました。横手選手はハマれば79分台いけるのだろうか??分からないけど、80分半ばでも結構な記録と思っているのでこれでいきます。
 
往路終了時
駒大(80分50秒)
日体1分10秒差(77分50秒)
明大1分15秒差(80分30秒)
東洋1分20秒差(81分20秒)

 んで服部選手だ。どうだろうか。夏の怪我から、出雲→全日本と少しずつ上がってきてドンピシャで合うのではないかと言う気もするが、昨年の9割くらいで予想すると今井選手の記録を少し超えるくらいかなと思ってますがいかがですか?下りが強い分、今井選手の最高記録と柏原選手の一番悪かった記録との間くらいかなぁと…。これだとギリギリ駒大が逃げ切って往路優勝ということになりました。
 
 ひとまずこんな感じにしておきますが、駒大優位かなぁ。おそらく9区窪田選手が入るので、7区西山選手など6区から8区の選手は精神的に楽に走れそう。日体大は6区で逆転できてもちょっと9区はともかく7区8区10区は昨年ほどいかなさそう。東洋もちょっと及ばなさそうな気配?てか、実際2区まであの展開だと駒大の3区4区がもっと伸びるかもしれないしね。
 
 むしろ全てはまった場合の明大が怖いかもしれないですね。6区廣瀬選手が区間記録を樹立する走りをしたなら駒大逆転するでしょう。そんでもって松井・有村選手はロードに強いしのっちゃえば広げそう。何とも不気味な9区前野選手の粘り次第で…とか。
 
・東洋が3区設楽悠4区延藤5区設楽啓の場合
 ただ、東洋はオーダー次第でよく分からないなぁ。
3区1分40秒差(62分10秒)
4区1分20秒差(55分10秒)
5区20秒差(79分50秒)

 ひとまず3区と5区に元々予想された2人を入れてみるとこうなるわけだが。もし設楽啓選手が78分代で走れるなら往路優勝可能ですかね。極端な往路大勝負になりますが、トップに立つのが大事なんですよね。8区までにちょっとずつでも貯金できればとも思いますが、どうでしょうか。
 ほかにも3区設楽悠、9区設楽啓選手なんていう予想もありますが、さてはてどうなるのかw
 

個人的に往路が気になる3校ピックアップ

・山梨学院大学
1区63分20秒(2分00秒差)
2区67分10秒(2分20秒差)
3区63分40秒(2分40秒差)
4区55分50秒(3分00秒差)
5区79分10秒(1分20秒差)

 往路優勝候補にも挙がっていますね。やっぱりだいぶ近い位置にはきそうな気配です。2区で勝って、5区が更に縮めるようなことがあれば、本当に有り得そうな気がします。復路も他強豪校と絡んで粘れるか?
 

・日本大学
1区62分50秒(1分30秒差)
2区70分50秒(5分30秒差)
3区64分20秒(6分30秒差)
4区56分20秒(7分20秒差)
5区76分40秒(3分10秒差)

 5区はキトニー選手と思います。力強いフォームですし、単独走得意ですし、ガツガツと登っていけそうな気がします。寒さ対策がどうなのか分かりませんがひとまず区間記録とほぼ同じようなタイムで来た場合はこのくらいか?まあ2区がよく分からないのですが… でもこのくらいできたら復路も田村・林・日向野選手残るのですよね。

 

・早稲田大学
1区61分40秒(20秒差)
2区69分20秒(2分50秒差)
3区63分50秒(3分20秒差)
4区55分20秒(3分10秒差)
5区82分40秒(5分00秒差)

 六郷橋以降の走りがどうなるか分かりませんが、ひとまず大迫選手を61分後半にしてみて、流れでこんな感じ。5区が83分台くらいまでならなんとかシード権はといったところな気がしてます。

 

 いやこれは展開違うなと感じたり、この選手はもっとタイム出せるといった意見、変更予想が違うといった想いなど色々あると思います。何か予想する際のヒントや気づきのきっかけにでもなればと思います。私もコメントやほかサイトや記事など参考にして、最終順位予想をする際のシュミレーション変えるかもしれません。東洋のオーダー変更なんか特に。また、天候予想も変わるかもしれませんしね。
 
 明日の夕方にニューイヤー駅伝の卒業大学別の記事をまとめてからぼちぼち予想し始めます。
hakonankit

箱根駅伝の魅力に3歳の頃から取りつかれ、今や全日本大学駅伝や出雲駅伝を含めた大学駅伝、その予選会。大学長距離界がとても大好きな人間です。ブログでは10年以上にわたり、追いかけています。

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