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第89回箱根駅伝2013【10区詳細・後編】

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第89回箱根駅伝2013の定点間分析をしています。

ラスト、10区後半です。

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御成門18.1㎞-田町16.4km=1.7km
5位谷永(日体)5分15秒①(3分05秒3)
1位冨岡(東洋)5分12秒②4:07(3分03秒5)
4位後藤田(駒大)5分14秒③5:55
2位熊崎(帝京)5分13秒④7:21
2位田口(早大)5分13秒④7:21

11位北(明大)5分23秒⑥9:02
9位堀(順大)5分22秒⑦10:42(3分09秒4)
9位出岐(青学)5分22秒⑧12:30
14位高梨(法大)5分26秒⑨12:39
13位井上(神大)5分25秒⑯22:48[10]13:10
11位山田(中学)5分23秒⑩13:44[11]13:52
7位福沢(山学)5分19秒⑪14:22[12]14:26
二平(城西)5分22秒[13]15:21
6位花田(農大)5分18秒⑰25:01[14]15:55
17位植木(大東)5分38秒⑫16:14[15]16:32
14位岡本(國學)5分26秒⑭19:21[16]16:44
塩谷(中大)5分44秒[17]16:58
18位山本(選抜)5分41⑬16:33[18]16:59(3分20秒6)
8位竹ノ内(日大)5分21秒⑮21:13[19]17:03
16位大西(上武)5分31⑱28:19[20]20:48(3分14秒7)

10区に入ってから少しずつ開いていた1位と2位との差がここで初めて詰まった。東洋・冨岡選手がこの間トップのタイム。既に差は4分以上開いているが、昨年覇者の意地をみせたい。他、上位陣はほぼ変わらないタイム。現在のトップ5がそのまま入っている。

それと10位と11位の差は34秒。山学・福沢選手が詰めてはいるが、追いつくには更なるペースアップが必要か。それとここに来て元気になったのが日大・竹ノ内選手。走行は19番目だが、全くペースの上がらない中大・塩谷選手と選抜・山本選手の背後に来た。他、途中まで区間中位だった大東・植木、上武・大西選手が苦しくなってきた。

馬場先門20.1km-御成門18.1㎞=2km
1位谷永(日体)6分06秒①(3分02秒0)
7位冨岡(東洋)6分17秒②4:18
2位後藤田(駒大)6分09秒③5:58
8位熊崎(帝京)6分18秒④7:33
8位田口(早大)6分18秒④7:33
18位北(明大)6分43秒⑥9:39(3分21秒5)
11位堀(順大)6分21秒⑦10:57(3分07秒0)
2位出岐(青学)6分09秒⑧12:35
12位高梨(法大)6分22秒⑨12:55
14位井上(神大)6分23秒⑯23:15[10]13:27
5位山田(中学)6分15秒⑩14:01[11]14:01(3分05秒0)
4位福沢(山学)6分13秒⑪14:33[12]14:33
二平(城西)6分21秒[13]15:36
12位花田(農大)6分22秒⑰25:20[14]16:11
16位植木(大東)6分29秒⑫16:55[15]16:55(3分14秒5)
10位岡本(國學)6分19秒⑭19:45[16]16:57
6位竹ノ内(日大)6分16秒⑮21:29[17]17:13
17位山本(選抜)6分35秒⑬17:28[18]17:28(3分17秒5)
塩谷(中大)6分36秒[18]17:28

15位大西(上武)6分25秒⑱28:48[20]21:01

今度は日体・谷永選手がトップ。日体大の復路の各選手は終盤の定点間でトップ付近のタイムにつけることが多いですね。理想的な逃げ方です。それと、出岐選手が少し戻ったか、一旦3分10秒台に落ちたラップが3分少しに。計算してここは驚いた所だ。

シード争いは11位山学・福沢選手が力を振り絞ってペースアップ。だが、10位中学・山田選手も浮上。抜かれない自信はあったが、後ろが詰まっていると聞かされて必死だったと後に述懐しているがこのあたりだろうか。

区間賞争いはまだ帝京・熊崎選手がトップだが、このあたりから牽制が始まったか。貯金が8秒になった。他、明大・北選手が急落し始めた。

大手町23.1㎞-馬場先門20.1㎞=3km
3位谷永(日体)9分04秒①
13位冨岡(東洋)9分40秒②4:54(3分13秒3)
2位後藤田(駒大)9分03秒③5:57
14位熊崎(帝京)9分44秒④8:13
14位田口(早大)9分44秒⑤8:13
7位堀(順大)9分24秒⑥11:17
18位北(明大)11分13秒⑦11:48(3分44秒3)
1位出岐(青学)9分02秒⑧12:33(3分00秒7)
6位高梨(法大)9分23秒⑨13:14
4位山田(中学)9分11秒⑩14:08(3分03秒7)
16位井上(神大)9分59⑯24:10[11]14:22(3分19秒7)
8位福沢(山学)9分29秒⑪14:58[12]14:58(3分09秒7)
二平(城西)9分30秒[13]16:02
10位花田(農大)9分31秒⑰25:47[14]16:38
5位岡本(國學)9分21秒⑭20:02[15]17:14(3分07秒0)
8位植木(大東)9分29秒⑫17:20[16]17:20
11位竹ノ内(日大)9分32秒⑮21:57[17]17:41
塩谷(中大)9分44秒[18]18:08
17位山本(選抜)10分00秒⑬18:24[19]18:24
12位大西(上武)9分34秒⑱29:18[20]21:31

出岐選手、最後に意地を見せていたんだ…。ラスト3kmは出岐選手らしさがほんのわずか戻っていたのか。実業団で再び勇姿を見たい。今はじっくり直して欲しい。

そんな話題から入りましたが、日体・谷永選手が最後まで安定した走りで総合優勝のゴールテープを切りました。往路終了時、総合優勝できると思っていたのはこの谷永選手以外あまりいなかったようですが、誰一人ブレーキ無く、7区以降は全部区間2位。最後に力尽きた東洋・冨岡選手との差は4分54秒差に開いていた。完勝だった。

その後3位に駒大・後藤田選手。4位争いが牽制したこともあったが、最終的に区間賞を獲得し有終の美。また復路全体で区間賞3つに復路優勝。何時の間にか東洋の背後1分差にまで追い上げていた。最後に何とか意地を見せた格好だ。

続いて6位には最後に順大・堀選手が浮上。2年連続でのシード獲得、そして復路での順位アップと力が戻りつつあることを示した。逆に一時2位も見えた明大だが、北選手がアクシデント気味でゴール。順調に箱根の順位を上げて言った明大が初めて壁に当たった感じだ。来年どうなるか。

また、先の出岐選手に続き、法大・高梨選手がゴール。往路の成績を見ても成田監督はシードを獲得する自信はなかったそうだが、復路はブレーキは無し。高梨選手もラストでペースをあげる走りをみせ、7年ぶりシード獲得。久々に意外性の法大をみた。

シード争いは、ラスト5番目の走りをみせた中学・山田選手が、最後落ちてきた神大・井上選手を交わしつつ10位でフィニッシュ。11位山学・福沢選手から50秒差で辛くも逃げきった。こちらは4年ぶりである。

その後は復路頑張った城西大のアンカー二平選手と農大・花田選手。最後にペースを上げ、一旦引き離された大東・植木選手を捉えた國學・岡本選手が
ゴール。3年連続シードはならなかったが、安定したところはみせた。次に日大・竹ノ内選手。2年前ほどは落ちなかっただろうか。彼自身も区間10位だ。その後、ずるずる下がった中大・塩谷と選抜・山本選手、しんがりに今年もシード争いに加われなかった上武・大西選手が続き、これで全ランナーがフィニッシュ。

しかし、まだ触れていないところがある。敢えて最後に持って来ましたが、復路の瞬間最高視聴率を記録した4位争い。画面から見ても分かりましたが、本当に牽制してましたねwそれ以上に話題になったのは帝京・熊崎選手のチラ見。やや前に出て最後の400mくらいで数十回も早大・田口選手をチラチラ(つられて田口選手も振り返ったのに吹いたw)。

この超牽制が動いたのはラスト100m。ほぼ同時にダッシュをかけた感じだが、刹那帝京・熊崎選手の方が動き出すのが早かったか。最終的にその差が勝負を分けたように見えた。この牽制で帝京・熊崎選手は区間賞を逃したものの、帝京大13年ぶりの総合4位をもたらした。強風の中、日体大・帝京大など予選組みの躍進や中大・城西の棄権という暗い面、様々な形をみせて第89回箱根駅伝は終了した。

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