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【中央大・大東文化大・國學院大・明治大】~2017全日本予選戦力分析

 3日後に迫ってまいりました全日本駅伝予選会(関東地区)。というか今週で関東地区・関西地区・九州地区と一気に3地区決まるのですよね。関西地区はいつもより少ない3枠、九州は2強による1枠の対決だけそちらも注目です。
 ひとまずは関東地区の1万持ちタイム上位5位~8位のチームの戦力分析をしていきます。
 
 

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5位中央大学29分16秒6
4組 8位堀尾謙介③28分34秒54 22位竹内大地④29分12秒72
3組 5位舟津彰馬②29分02秒63 15位中山 顕③29分19秒13
2組 24位畝 拓夢①29分51秒40 32位加井虎造①30分05秒95
1組 1位二井康介②28分56秒00 21位蛭田雄大④29分57秒02
補欠 16位池田勘汰①29分37秒32 17位神崎 裕③29分39秒10 
予想 1組蛭田⇒池田
 昨年秋以降に行われたスピード強化で持ちタイムが一気に向上し、平均タイムは通過圏内に付けた中央大。ここで結果を残したいところです。
 最も、関東ICを見る限りは不安要素は大きいのですが、それ以降は若手を中心に結果が出始めているような感じです。2組にその1年生が入りましたね。春から自己ベストをだして好調の加井選手と、故障で出遅れていましたが先日1万29分台を出した期待一番手のルーキー畝選手。補欠にも自己ベストが更にいい池田選手がいますね。どこで出走はあるのか。1組は持ちタイムは一番手の二井選手とこつこつ積み上げ関東ICハーフで粘走した蛭田選手です。二井選手はここのところ苦しいレースが続いていますが1組のペースならある程度来れるかもしれません。あとは補欠の神崎選手も3障でしっかりベストを出して好調です。好走する選手が出てきて欲しいところです。
 さて、気になるのが3組4組。持ちタイム上は稼げるチャンスに見えますが、故障上がりと関東ICは不本意な結果となった選手たちです。2年連続主将となった舟津選手は関東ICが底と思ってますが戦えるところまで上がれるか。中山選手はどこまで状態を上げあれるか。4組は上級生の堀尾・竹内選手。竹内選手は記録会は安定してきたのですが関東ICは上位に行くことはできませんでした。堀尾選手は故障明けながら関東IC踏ん張っていましたので、3週間で上げてこれるかもしれません。
 ここ2年の予選は18位とか17位とか予選通過に遠い結果に終わっていますが、今年はちょっと違うぞと思えるような結果となってほしいですよね。
6位大東文化大学29分17秒8
4組 21位齋藤 諒③29分09秒92 27位林 日高④29分19秒34
3組 12位奈良凌介②29分12秒01 17位谷川貴俊③29分20秒09
2組 4位川澄克弥②29分11秒21 20位中神文弘③29分47秒55
1組 7位山本翔馬④29分28秒87 32位奈須智晃③30分12秒05
補欠 4位原 法利④29分08秒16 30位新井康平③30分10秒94
予想 2組中神⇒原
 関東ICはハーフを中心に大苦戦…ただ、全日本予選はずっと通過を続けているちょっと不思議な大東文化大学です。なのでやっぱり通過候補には上がってくる大学です。
 補欠に主力選手が入っているのをどう見るかですかね。関東ICハーフというのは原・谷川・川澄選手ですが、一番走力の高い原選手を補欠にして、谷川・川澄選手は組にエントリー。まあ、ハーフは例年全日本予選にあまり相関してはいないので、あまり気にしなくてもいいかな。最も、原選手がどこに入るかは考える必要はありますかね。4組は関東ICで健闘していた斎藤選手、自己ベストを出した林選手がそのままエントリーしたのでここには入らないか。3組もメンツ的にはあまり変えたくはないところ。2組や1組に入ってよい流れにする役割になりそうな感じがしますかね。
 あとはポイントとなりそうなのは3組奈良・川澄選手の2年生ですかね。持ちタイムは稼ぐ役割が期待できるのですが、主要大会での結果となると集団で走った箱根予選のみなんですよね…。特に3組はおそらくペースが上がってくる中、どれだけ焦らず対応ができるか。谷川選手もどちらかというとスタミナ型の選手なだけにポイントとなる組になりそうか。あとは1組ですかね。選手層は厚い方なのでここで上位に取りたい。稼ぐチャンスの山本選手と記録会好調の奈須選手(ここは交代の可能性ありか)でしっかりスタートダッシュを切りたいです。
 まあ、色々書きましたが、全日本予選はとても相性がいいのでやはり仕上げてくるのかも??全日本予選好走経験があり、1500mで好結果の渡辺選手がいなくてもやれるチームなのかもしれません。
7位國學院大學29分19秒9
4組 17位向 晃平④28分59秒15 20位浦野雄平②29分08秒68
3組 13位江島崚太③29分16秒28 16位熊耳智貴④29分19秒25
2組 13位松永拓馬④29分37秒27 18位青木祐人②29分46秒10
1組 8位磯邊翔太④29分32秒36 17位河野敢太④29分48秒70
補欠 6位土方英和②29分13秒56 14位國澤優志④29分33秒34
予想 2組松永⇒土方 2組青木⇒國澤
 1万の持ちタイムは29分半ばで固まっているチーム。やはり穴のないオーダーを組めていますし、ここに来てエース候補も出てきていて、ちょっと面白いチーム構成になってきます。
 1組2組は毎年着実に自己ベストを更新してきた松永・磯邊・河野選手に、スピードのある若手の青木選手がオーダーに入っています。このままでもある程度計算は立ちますが、補欠に更に力のあるランナーが入っています。昨年秋に活躍し最近復調してきた土方選手、ここのところ各大会安定した成績を残している國澤選手。万全でどこかに入れるならタイムを稼げる組にできるかもしれません。
 あとはエース不在と言われるチームですが、3組4組も戦える可能性が出てきています。3組江島選手は関東IC5千で入賞まであと少しでしたし、熊耳選手は1万で29分半ばで走り切っています。中位以上はくるような気がします。4組は要注目の存在となる選手がいますね。関東IC1万8位入賞し5千は9位も積極果敢な走りを見せた浦野選手はやはり稼げる選手に成長しているのかも?それより持ちタイムがいい向選手も好調は意地しているでしょうか。今の勢いなら中位以上はいけるはずで、3組までが順調であれば落ち着いて勝負ができる組になるはずです。
 持ちタイムランキングは細かくあてにならないことも多いですが、各組全員が20位以内に入っていて、通過にはいいチームになっているのかなという印象です。

8位明治大学29分20秒7
4組 10位坂口裕之③28分40秒13 37位中島大就②29分36秒00
3組 6位阿部弘輝②29分03秒00 11位三輪軌道②29分11秒88
2組 8位酒井耀史①29分30秒90 10位東島清純③29分33秒46
1組 24位岸 哲也②30分01秒97 33位村上純大①30分16秒19
補欠 5位田中龍太③29分08秒75 35位角出龍哉③30分23秒82
予想 2組東島⇒田中
 久しぶりに全日本予選に回ることになった明大、楽しみな若手がズラリと並んでいますね。ただ、最上級生がおらず選手層も薄く、不安と期待の入り混じるオーダーとなった印象です。
 4組や3組は今の主力ランナーですね。関東ICで大復活を遂げた坂口選手が4組に満を持してエントリー。5千欠場が気になっていましたが、またしっかり合わせてきますかね。相方が阿部選手ではなく中島選手だったのが意外でしたが、中島選手の主要大会の強さを取ったのかもしれませんね。その阿部選手は3組。関東ICで5千1万とも崩れずに走れていましたし、しっかり稼げるかもしれません。相方の三輪選手が関東ICハーフ棄権でしたが、最初から最後尾だったのでややアクシデント気味だったので気にしなくてもいいでしょうかね。しっかり上中位は取りたい。
 さて、序盤の組がいけるかどうかはポイントになってきます。2組ルーキーの酒井選手が2組の中では一番楽しみ。ただ、他の選手は実績を見る限りちょっと危うい感じでしょうか。東島選手は持ちタイムはいいですが、3障からの仕上げということ。1組の岸・村上選手はまだ1万30分台。村上選手は5千の実績からするともう少しいけるかもですが、このあたりどうなるか。補欠からは最近5千13分台を出した田中選手がエントリー。どこかに投入してくるかもしれません。
 最も関東ICはそれほど下馬評が高くない中でかなり健闘を見せていました。全日本予選にもしっかり合わせてきて連続出場を続けるかもしれません。
 

コメント

  1. りっく より:

    今年は例年になく涼しい上に曇りの全日本予選みたいです。となると神奈川圧倒的有利になるでしょう。
    さてこのグループで大注目は國學院です。去年の主力が抜けてどうなるかと思いましたが、怪我人も戻ってきて新たなエースも生まれてきました。浦野選手は國學院歴代No.1ランナーになってほしいのでここで関東インカレを上回る活躍をしてほしいです。

  2. たけぽっぽ より:

    このグループの中では、明治が一歩リードして、その後に大東文化、國學院、中央の順番かなと考えます。
    明治は坂口選手が完全に独り立ちしただけに、どれだけタイムを稼げるか。順位としては10番以内だったら御の字かなと。チームとしては上位通過は難しいけど、5~7位くらいで通過すると勝手に予測しています。
    國學院はどこかでポカが毎年あるので、3組目までにいかにリードして、最終組で留学生のいる大学から逃げ切れるかがポイントになると思います。土方、熊耳選手の活躍を期待します。

  3. hakonankit より:

    >りっくさん
    20度ちょっとということで、昨年に比べるとずっと涼しいですね。
    國學院大は私も要チェックですね。例年よりも安定感が増していますし、浦野選手中心にまとめてくるかもしれません。

  4. hakonankit より:

    >たけぽっぽさん
    明大は坂口選手は良かったですね。その他の選手がどれだけ粘れるかでしょうかね。國學院大は勝負レースでの調整面が毎回課題ですが、今回は払しょくするチャンスだと思います。しっかりまとめていきたいですね。