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[コメ付]【男子1500m結果】第96回(2017)関東インカレ


1種目ずつ結果をお伝えします。
コメントや下位選手の結果は後程付け加えます
2部男子1500m予選1組  Q=順位決勝 q=タイム決勝
1位前川優月①3分52秒90 Q 東国 9位市澤長太①3分56秒54 駒大
2位田村丈哉②3分53秒27 Q 帝京 10位河合正貴③3分56秒82 東工
3位石川佳樹①3分53秒69 拓大 11位篠原崇希③3分57秒03 中学
4位鈴木ニムラ②3分55秒02 創価 12位竹内嵩人①3分59秒90 武蔵
5位塩川香弥④3分55秒48 上武 13位長谷川俊太④3分59秒95 立大
6位鎌田晃輔③3分55秒77 千葉 14位藤崎真伍③3分59秒95 流経
7位森 淳喜②3分56秒15 神大 15位妹背雄太④4分00秒07 東大
8位河野敢太④3分56秒27 國學    
 残り1周まで帝京・田村選手が引っ張り一団となって進みます。残り400mから東国・前川選手がスパートしトップへ、これについたのが田村選手と拓大・石川選手。残り200mで石川選手がトップに立ち、そのまま3人で最後の直線へ。前川・田村選手が最終的に抜け出し、決勝へ。石川選手惜しくも届きませんでした。
男子1500m予選2組  Q=順位決勝 q=タイム決勝
1位渡辺拓巳④3分50秒82 Q 大東 9位森木優摩①3分55秒28 亜大
2位物江雄利③3分51秒04 Q 駒大 10位古林潤也③3分56秒75  防大 
3位中村祐紀④3分51秒58 q 青学 11位小林淳輝④3分57秒20  上武 
4位宮平健太郎③3分52秒07 q 日薬 12位高倉 渉①3分58秒77  駿河 
5位風戸啓希④3分52秒25 q 一橋 13位阿川大祐②3分59秒54  桜美 
6位竹内悠真①3分52秒75 農大 14位野口竣希④4分00秒10  拓大 
7位横山絢史②3分53秒58  専大  15位佐藤大輝③4分39秒47  平国 
8位大澤春平①3分53秒99  東国     
 農大・竹内選手を中心にして早めのペースで進む。残り400mで専大・横山選手がスパートするが複数の選手がつく。残り250mで駒大・物江選手と大東・渡辺選手が抜け出すと一騎打ちに。僅かに渡辺選手が前へ出て1位通過。2位物江選手の後にゴールした青学・中村、日薬・宮平、一橋・風戸選手がタイム通過となりました。
男子1500m予選3組  Q=順位決勝 q=タイム決勝
1位駒山魁都④3分51秒25 Q 日薬 7位関 樹道④3分55秒06 農大
2位越川堅太②3分51秒41 Q 神大 8位横田大地③3分57秒66 亜大
3位吉里 駿①3分51秒97 q 駿河 9位中島哲平①3分57秒75 東国 
4位添田知宏②3分52秒48 國學 10位小沼優生②3分57秒89 平国 
5位齋藤 槙③3分52秒77 帝京  11位梶山拓郎①4分00秒43 流経 
6位吉田圭太①3分53秒47 青学 12位井上竣介③4分21秒25 東経
 中盤まで農大・関選手が引っ張りますが、そこから青学・吉田選手や東国・中島選手など代わる代わるトップが変わる展開。残り400mで駿河・吉里選手が一気抜け出し、後続に5m差をつけます。残り250mから神大・越川選手が追い上げ、残り100mでトップに。このままいくかと思われましたが、残り200m5番手から猛追した日薬・駒山選手がゴール直前で交わして1位通過、2位に越川選手、3位吉里選手はタイムで決勝に残りました。
男子1500m予選4組  Q=順位決勝 q=タイム決勝
1位生方敦也②3分52秒78 Q 青学 7位茂木洋晃④3分55秒28  農大 
2位井上弘也④3分53秒03 Q 上武 8位篠原崇希③3分56秒33 中学 
3位幸村亮太④3分53秒41 帝京 9位青柳良英④3分57秒25 横国 
4位坂本 翼③3分53秒65 拓大 10位ウゴジエケ登也④3分58秒31 東経 
5位鹿居二郎②3分54秒66 亜大 11位杉山秀樹③3分58秒69 駒大
6位及川雄大②3分54秒97 日薬 12位村上聖和④4分05秒74 関学 
 結構早い段階で上武・井上選手と青学・生方選手といった実力者が先頭に出て優位にレースを進めます。それほど早いペースではなかったものの、彼らの前に出ようとする選手はいなかった。残り400mから2人がスパート、拓大・坂本選手や亜大・鹿目選手が懸命に食らいつくも、帝京・幸村選手が最後に猛追するも、生方選手と井上選手が順当に決勝進出となりました。
男子3部1500m決勝
※男子2部予選と同時
1位野村直己(M1)3分56秒88 (予選3組) 慶應院
2位西薗亘祐(M1)3分58秒77 (予選4組) 農工大院
3位福島洋佑(M1)4分09秒19 (予選2組) 東大院
 慶應義塾大の野村選手が良かったですね。レースに流れに乗って優勝です。
2部男子1500m決勝
1位井上弘也④3分51秒84 上武+8点
2位渡辺拓巳④3分52秒71 大東+7点
3位駒山魁都④3分52秒74 日薬+6点
4位生方敦也②3分53秒38 青学+5点
5位物江雄利③3分53秒78 駒大+4点
6位中村祐紀④3分53秒86 青学+3点
7位越川堅太②3分53秒88 神大+2点
8位吉里 駿①3分54秒00 駿河+1点
9位宮平健太郎③3分54秒09 日薬  10位前川優月①3分54秒60 東国
11位田村岳士②3分56秒05 帝京  12位風戸啓希④4分09秒09 一橋 
 一橋・風戸選手が終始集団を引っ張り、2番手に大東・渡辺選手がつく展開、それが残り550mあたりで下がると、渡辺選手と青学の生方・中村選手らが3選手並ぶ、更に外側から上武・井上選手が一気に追い抜いたあたりで残り1周。そのまま井上選手が一気に後続を10m差にまで広げる。生方選手と駒大・物江選手や駿河・吉里選手が追うが差は詰まることなく推移。爆発的なスパートを見せた井上選手が見事に優勝!さて、続く2位以下は混とんとなった。残り150mで4位だった渡辺選手がそこから一気に加速し2位へ、更に残り120m地点で9位だった日薬・駒山選手が一気にごぼう抜き3位浮上と熱い戦いが!さらに4位から9位まで1秒以内になだれ込む大混戦となりました。
★残り1周、上武大の井上選手がスパート!2年ぶり2回目の優勝!!
 2年時に優勝を果たしていた井上選手が見事に優勝!素晴らしいスピードでした。昨年の秋シーズンから故障の連続で試合に出られない状態が続いていました。それでも春に復帰すると3分50秒前後の記録を何度も出し、好調ぶりをアピールしていました。残り1周になってから圧巻のスパートを見せ、見事に栄冠を輝きました。今まで怪我が多かったですが、良き最終シーズンになりますように…。

★トラックの主要大会で活躍!大東・渡辺選手が2位!

 大東・渡辺選手と言えば全日本予選での活躍が印象に残っていますが、今回はそれ以上のインパクトでしたね。今期は1500mに積極的に出場すると、ぐんぐん持ちタイムを伸ばしていっていました。それでも関東ICで表彰台に登るところまでいくとは…さすがです!今シーズンは一味違ったレースが見られるかもしれません。
★日本薬科大日本人学生初の表彰台・駒山選手が3位!駿河台の選手も健闘
 直近の記録会で日本薬科大の選手が2名大幅自己ベストで関東ICの標準を突破していましたが、2人とも決勝に進出し、更に駒山選手が表彰台に登りました!見事なスピードを身に付けましたね。また8位には駿河台大の1年生の吉里選手が入りました。次の箱根を狙うチームがこの種目奮闘しています。
★青学は生方&中村選手W入賞、期待の駒大・物江、神大・越川選手も入賞へ
 箱根の強豪校と言われているところでは、青学大はさすがに2人入賞者を出してきました。昨年末からトラックで記録を伸ばし始めていた生方選手が4位、それからマラソン2時間12分台の中村選手が6位です。中村選手は元々トラックのイメージでしたが、1500mからマラソンまんべんなく走れるようになりましたね。これも凄いと思います!
 また、記録会で大ブレイクの物江選手も予選と決勝ともに安定したレースでした。5千もしっかり走りそう。神大の越川選手も1500mのイメージはなかったですが、やはり1年生から往路を任されただけありますね。


1部男子1500m予選1組 Q=順位決勝 q=タイム決勝
1位森田佳祐④3分48秒68 Q 筑波 7位野口雄大①3分52秒73 順大
2位河村一輝②3分48秒76 Q 明大 8位冨原 拓②3分54秒69 中大
3位木村理来②3分48秒82 Q 東海 9位金子智哉②3分54秒74 日大
4位清水鐘平③3分49秒02 山学 10位生井宏明④3分54秒76 東洋
5位佐藤友哉②3分50秒87 城西 11位川崎椋太④3分59秒49 国士
6位増田蒼馬②3分50秒97 法大    
 序盤から筑波・森田選手が引っ張り続けそれに法大・増田選手らが付く展開となります。残り1周、ずっと引っ張っていた森田選手が更にスパートする強さを見せます。徐々に人数が絞られ、森田選手の他、明大・河村、東海・木村、山学・清水選手の4選手が順位の3枠を争う展開に。森田選手先頭、後ろ3人が横並びになりますが、徐々に清水選手が後退。1位森田、2位河村、3位木村選手までが決勝新種となりました
1部男子1500m予選2組 Q=順位決勝 q=タイム決勝
1位塩澤稀夕①3分48秒09 Q 東海  7位川合健太④3分51秒18  順大
2位堀 龍彦④3分48秒48 Q
東洋  8位谷口耕一郎④3分51秒82  早大 
3位保坂拓海④3分48秒52 Q 明大  9位糟谷勇輝①3分58秒11  法大 
4位田母神一喜②3分48秒77 q 中大  10位飯尾亮平①3分58秒91  山学 
5位高田直也③3分48秒79 国士  11位三津家貴也④4分01秒62 筑波 
6位荻久保寛也②3分49秒51 城西     
 東洋・堀選手が終始引っ張り続ける展開になります。残り250m程で城西・荻久保選手が並びかけるもののすぐに再スパート、もう一度トップになる。すると残り100mを切って東海・塩澤選手が猛スパート、1位塩澤2位堀選手がゴールする。その後ろが大変だった。荻久保選手が下がると、3位は国士・高田選手が浮上、ところが後ろから明大・保坂選手と中大・田母神選手が猛追、保坂選手が3位浮上し、田母神選手もゴール直前で交わし4位へ。田母神選手はタイムで拾われ決勝、高田選手は100分の2秒差で決勝進出を逃しました。
1部男子1500m予選3組 Q=順位決勝 q=タイム決勝
1位館澤亨次②3分44秒61 Q 東海 6位中村 駆②3分49秒48 東洋
2位酒匂郁海③3分45秒96 Q 日体 7位眞田 翼①3分52秒82 中大
3位前田恋弥③3分46秒01 Q 明大 8位福浦晶太②3分55秒55 城西
4位小林航央③3分46秒19 q 筑波 9位西村陽貴②3分58秒58 日大
5位城西 廉④3分48秒47 q 順大 10位西山 令④4分00秒75 山学
 序盤から中盤にかけて筑波・小林選手が引っ張り、そこからは東洋・中村選手が引っ張る展開。かなり速いペースだ。残り1周になってから再び小林選手がトップ、残り300mから今度は順大・城西選手がスパート、一時5m差をつけそのままいくかと思われました。しかし、残り200mから東海・舘澤選手が満を持してスパート。そのまま突っ切ってトップ通過、2位にはうまくまとめた日体・酒匂選手、3位明大・前田、4位小林選手もなだれ込むようにゴール。ここまで3分46秒台、最後疲れましたが3分48秒でまとめた5位城西選手までが予選通過となりました。

1部男子1500m決勝
1位館澤亨次②3分46秒25 東海+8点
2位河村一輝②3分47秒14 明大+7点
3位小林航央③3分47秒43 筑波+6点
4位森田佳祐④3分48秒26 筑波+5点
5位塩澤稀夕①3分48秒78 東海+4点
6位堀 龍彦④3分49秒48 東洋+3点
7位木村理来②3分49秒56 東海+2点
8位前田恋弥③3分49秒73 明大+1点
9位保坂拓海④3分52秒07 明大  10位田母神一喜②3分52秒94 中大 
11位酒匂郁海③3分56秒76  日体  12位城西 廉④3分59秒07 順大 
 明大・前田選手が引っ張り、2番手に東海・舘澤選手がつく展開に。残り600mから筑波・森田選手が前に出て仕掛け始めたあたりからペースが上がりはじめる。そのまま残り1周へ、常に2番手につけていた舘澤選手がじわじわ追い上げる。バックストレートの内側から森田選手を交わしてトップへ立つと残り200mから一気にスパート、筑波・小林選手が反応しようとするが一気に差が付き、そのままゴール。断トツで早いスパートだった。2位には残り100mで筑波勢を交わした明大・河村選手、3位小林選手4位森田選手が続いた。
★爆走!東海・舘澤選手が貫禄の優勝!!関東IC初のタイトル獲得!
 昨年、駅伝で序盤から突っ込んでいくスタイルで一気に主力選手の一人となった舘澤選手が1500mでやりましたね!残り1周で3番手でしたが、じわじわトップ付近に浮上すると、残り200mから一気に抜け出して見事に優勝!首を少し左右に振る独特のフォームでゴールに駆け込みました。1500mが得意という他の選手にも差をつけてかったのは凄い。持ちタイムもよく、日本選手権の参加資格もあります。何やらやってくれそうな雰囲気が漂っています!!
★2年連続3人決勝進出の明大勢は河村選手が2位に!
 前回3人とも決勝進出して、7位8位9位になっていた明大勢がどうなるかは注目していましたが、躍進したのは河村選手でした!残り200mから2人を抜き、2位表彰台に上がり、中距離ブロックの存在感を出しましたね!西駅伝監督からは駅伝ブロックに参戦できるくらい状態がいいとの話がありましたが、ひとまず自分のやりたい種目を頑張ってほしいですね。
★トラックの筑波大へ、小林選手が3位表彰台!引っ張った森田選手も4位
 事前に3分45秒前後の好記録を出して注目の存在になっていた筑波大の2選手がどちらもやりました!森田選手は先頭に立つシーンもあり、小林選手も先頭に近い位置につけます。残り200mで2位3位につけ大いに盛り上がり、最終的に小林選手が3位を勝ち取りました。森田選手も4位に収めました。トラックの強化を図っているチームですが、大きく関東全体にアピールできましたね!
★塩澤5位・木村7位の東海はトリプル入賞へ 東洋のスピード王、堀選手も入賞 
 さて、実は東海大も舘澤選手だけでなく3選手決勝に送り込んでいたのですよね。今回は強い大学が決まっていた感じでした。そしてルーキー塩澤選手が5位、木村選手も7位に食い込み見事3人とも得点を重ねました!塩澤選手は有名でしたが、木村選手も本当によく伸びましたね。スピード型が多い東海大やはり強いですね。
 また、昨年入賞していた堀選手もレベルが例年以上に高い中、6位入賞。2年生の頃からスピードで注目されていましたが、健在でした。

コメント

  1. たけぽっぽ より:

    1部は完全に東海大祭りになってしまいましたね。舘澤選手が実力を発揮しましたが、むしろこれで箱根の5区はかなり考えにくくなりました。去年は全くそんなイメージがなかったのですが・・・。
    塩澤選手も1年生ながら入賞と、結果を出すあたり東海の勢いを感じます。あとは駅伝シーズンでどうなるか。
    筑波の森田選手もあと一歩だっただけに、日本インカレに期待します。まだ分かりませんが、できれば卒業後も競技を続けて、中距離界を盛り上げてほしいです。

  2. hakonankit より:

    >たけぽっぽさん
    舘澤選手のラストスパートは凄いですね。それまでも結構なペースで進んでいるのに…。箱根5区はやれないことはないとは思いますが1区や他にスピードを生かせる区間の方がいいかもですね。
    ひとまずトラックを強化している東海大と筑波大が良かったですが、仰る通り引っ張ってほしいです。